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今夜の番組チェック

4日目 大牟田→博多(8月18日)

   どうやら今日中に、関村宅(友人)に到着できそうだ。結構早く九州を縦断することになった。初日はどうなることかと思ったが、ここまで来てみると、ペース配分もわかってきたので先の予定も立てやすくなる。  今日は、佐賀の吉野ヶ里遺跡をを見学して後、そのまま福岡まで直行しようと言う事になった。

 昼頃、佐賀市内に入ったのですぐにお昼を食べようということになった。市内に入ってすぐのところに、「ランチ680円」という、焼き肉屋の旗が見えたので迷わずにそこにはいると、レジでいきなり飲み物を聞かれた。まさか、と思ったのもつかの間、突然、1人三千円ほど請求されてしまった。初めは何のことか分からなかったが、どうやらバイキング形式の食べ放題コースのようだ。文句を言っても始まらないので、宇田川に10000円ほど食べてもらい最低でも店に損害を出してもらおう。しかし、ここでの食事の後しばらくの間、宇田川は腹の不調に悩まされることになる。食べ放題のせいもあり、肉の状態はあまり良さそうではない。味も許容範囲だが、別にうまくはない。怒り半分、満腹感半分で店を出て吉野ヶ里に向かった。佐賀県は田舎臭く、見晴らしが良くて、自然が残っている。落ちつきのあるすばらしい町だ。


 しかし、遺跡周辺だけは人が溢れており、なにか異様な雰囲気を感じた。どこから湧いてきたのだろう。ここに建てられている、竪穴式住居はもちろん再現なのであるが、展示場の土器なども少なく、遺跡全体の広さの割にはあまり醍醐味を味わえなかった。しかも、運悪くこの日は発掘作業も休みらしく、観光地を味わうという点では、いまいちであった。ただ、将来は開発を進め大規模な展示施設を建てる計画があるそうだ。

 とうとう福岡市に入った。目指すは、九州芸術工科大学である。関村の家はその近辺にあるらしい。初めはなかなか連絡が取れなかったが、しばらくしてようやく関村と対面することが出来た。出会った途端、彼特有の毒舌で宇田川を攻撃した。彼に連れられて、アパートに上がった途端あまりのちらかしぶりに絶句した。寝れねーじゃん。つーーか、自分も寝れるのか? 黒猫までいる。こいつが大変なバカで、加減せず人様の肌を爪で引っかき、さらに、猫らしくない噛み付き。私も足を負傷した。私たちは、福岡に予想より早めについたので関村宅に2泊するつもりであったが、こんなところに二泊はきつい。私はこの時点で明日早々に出発しようと決心していた。関村宅で、軽装に着替え、飲み屋に直行した。その居酒屋で「美味んぼ」で絶賛しているあん肝や、カラスミなどを食べたが、あまり口に合わなかった。その後、カラオケ言ったのだが、ここがめちゃくちゃ高い。ほかにいい店がないらしいのでしかたがないのでここで我慢しておいた。ちなみに私は「冬のオペラグラス」を熱唱した。また、あの男、生意気にもタバコ(ピース・ライト)をふかしていた。タバコ吸うタイプの人間じゃないんだけどなぁ。  関村の家で安眠する事は不可能であると悟ったため、彼に大学に眠れそうなところはないか尋ねた。すると、いいところが有るというので、大学に向かった。学校には猫が数匹いて、皆、学生に餌をもらっているせいか、人によく慣れている。さらに、グラウンドでサッカーボールを見つけた。これで遊ぼうとしたが、暗くて何も見えなかったので、残念だがサッカーは断念する事にした。問題の寝場所だが、そこは大学のラウンジのようなところであった。ふかふかの大き目のソファーがあり、それを並べてベットにした。関村の家で寝るよりも数億倍心地よい睡眠を得られたと思う。

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