Av.16.4km
Tm.6.06.12
Dst.100.70km
岡山に来たら見なければいけないもの。それが後楽園である。駅に近いホテルから東に向かうとそれはある。朝9時過ぎで少し早いかなとおもったが、8時頃から、開いているらしく無事入場。中にはまだほとんど人がいない。兼六園とは違い、庭園全体が見渡せるぐらいの大きさ。岡山城の天守閣も近くに見える。少しまとまりすぎてるかな、という印象も受けた。まぁこじんまりした池と芝生が綺麗な庭ではある。おりの中にタンチョウがいたが、普段は放し飼いをしているのだろうか。途中で、きびだんごを試食させられ、結局お茶のセットを頂くことに。もちろんお金を払って。でも、なかなか美味しかった。お土産にいいかな、と思ったが少し高いかな。さて、後楽園で記念撮影をしようと、宇田川にカメラを手渡した。危なっかしく片手で持つと、そのまま落としてしまう。結論からいうと、壊れてしまったのである。必死に直そうとしたけど、どんどん深みにはまって全く動かなくなった。1時間程度無駄な苦労を重ね、ようやく諦めた。これから先は「写るんです」、買うしかないか。
岡山からはすぐに2号線に乗らずに、そのまま西に向かい、吉備津神社を目指すことにした。なんでも、直線400mの回廊があるそうで、国宝の建物もあるそうだ。国宝という響きに弱い、我々は躊躇なく吉備津神社へ。ここで、ひとつめの「写るんです」を購入。さて、神社の方は、入り口の階段からの風景は迫力があったのだが、肝心の回廊はちと、期待外れであった。思ったより狭く感じたし、神社の端にあり地味に感じた。神社から南に下り国道へ。途中、のどかな田園風景を進む。次に目指すのは倉敷だ。ここも、出発前から楽しみにしていた町だ。倉敷に入り、『古い町並み』と御丁寧に書かれた標識に従って、町を走る。すると、左手に白壁の建物が見えてきた。入り口から見ると、何かのテーマパークのような感じもする。先に進むと急にタイムスリップしたような雰囲気を持ちはじめる。小川と柳、石の橋と、白壁で瓦のある建物。この町並みの面積はそんなに広く無いが、落ち着いた美しい町並みだ。時代劇の撮影にももってこいである。実際、ここで桜金造を発見。撮影の合間らしく、慣れた感じで野次馬との記念撮影に応じていた。なかなかできた人だ。
古い町並みから離れ、郊外にでる。国道にぶつかったところで、焼肉屋のランチを食べた。ひさしぶりの肉はうまい!しかし、ここから先がちょっとした地獄であった。国道は通行量が多く、どうやらバイバスになっているらしくて、凄いスピードでトラックなどが通り過ぎていく。しかも、しばらく進むと高架になり、ほとんど高速道路状態だ。こういうところの運転が一番恐い。もちろん人が歩く設計にはなっていないので、側道も狭い。悪いが車には車線を越えて、避けてもらうことになる。このような道が福山まで続く。福山に到着する頃には日が暮れはじめていた。福山では、ショッピングセンターのようなところで、ぬるくて不味いねぎらーめんを食べた。料理より、表の空気のほうがよっぽどうまい。しかし、この空気の田舎臭い味は妙になつかしく感じた。店を出る頃には真っ暗になっていた。でも、今日中には尾道につきたい、という思いから、走行を続けることにした。途中何度も長いトンネルを越えたが、道が平坦で、車の通行量もそう多く無かったので、気持ちよく走ることができた。星も綺麗に見える。また、トンネルとトンネルの間に、町へと下りる道があるのだが、辺りは真っ暗で非常に恐い。この道を一人で下れ、と言われても絶対に行きたくない。そのような、怖くて、それでいて気持ちの良い道を走りようやく尾道についた。町は静まり返っている。観光は明日の朝するしかない、、、野宿スポットを一応探してみたが、どうやら安心して眠れるところはなさそうだ。
しかし、尾道の駅前には大きな複合施設やホテルができている。周りの様子を見ると、最近、ボンッと建てられたのだろう。周りの景観を完全無視である。途中で見つけた旅館に電話をしなんとか宿を確保した。ひとり3500円にまけてもらった。なかなかやさしい女将さんだ。今日は本当に疲れた。部屋に日記帳が置いてあった。つい先日宿泊した客で、しまなみ海道を渡った人の日記があった。上り下りが多く地獄だった、という気になる一文を発見する。多少不安になったが、忘れることにした。せっかく楽しみにしていたしまなみ海道。気持ちよく渡りたい。他の客の日記も見るが、どうやらこの宿はなかなか評判がいい。確かに女将さんはやさしそうだし。その後、風呂に入り、漫画雑誌を見て眠った。4日目にしてようやくまともに眠れそうだ。