19日目 小浜〜京都 (10月19日)

Av.16.2km
Tm.6.46.00
Dst.110.38km

 いよいよ最後の日がやってきた。距離はあるかも知れないが、頑張って京都までいこう。 小浜から京都までは鯖街道という有名な道がある。景色が良いので最近は観光ルートにもなっている。しかし、あくまで対象は自動車。自転車の我々が越せるような峠ではなさそうだ。最終日はなるべく峠は避けたいというのが正直な気持ちであった。仕方がないので、琵琶湖畔の今津市まで行くことにした。そこから琵琶湖沿いの(おそらく)平坦な道を進む。地図上では遠回りになってしまうがこの際仕方がない。これまで、10府県を越えてきたが、急きょ滋賀県が追加となった。夕食は京都のおじの家で頂くことにしたので、夕方には到着したい。なるべく早めに出発した。まずは今津へと急ぐ。今津までの道は峠がいくつかあって大変だったと思うが、あまり印象に残っていない。その程度の峠だったのだろう。福井と滋賀県の県境で走行距離1500kmを越えた。

 今津からは大津まで琵琶湖を眺めながら進む。バイパスになっており通行人がほとんどいない。自動車専用道路に近い。しかし、基本的に側道があったので、危険を感じることなく順調に距離を稼ぐことができた。道も平坦なのでそれほど疲れることもない。琵琶湖は確かに広い。東京〜京都の旅の時は、琵琶湖から少し離れた道を進んだので、ここまで琵琶湖を見ながら走ったのは今回が初めてである。 遠くの景色を見ていると、蜃気楼のせいか、ビルや橋が浮いてみえる。滋賀県に入ってから景色の変化がほとんどなかったため、このようなものをみるのも新鮮で楽しい。  大津近くのコンビニで休憩した時、近くにつぶれた遊園地を見つけた。よく見ると、たいしたアトラクションがない。潰れたのも納得できる。下関でもみかけたが、このようなバブルの夢跡を見るのも寂しいものである。

 大津から京都市内までは前々回の旅と同じように、1号線に乗り山科を超える。この峠を登ると当時の記憶が蘇ってきた。あの時は非常に熱かったのだが、さすがに10月中旬となるとそこまでは熱くない。同じ道でも随分印象が違うものだ。  京都市内に入り、京都駅を目指す。いよいよゴールまで近付いてきた。市内から京都駅までがまた長く感じた。これでもう終わりなのかな、、と逆にテンションが下がってくる。それでも、京都駅に到着した時は自然に表情がほころんだ。ついにゴールである。 累積走行距離約1600km。11府県を通過し、19日かかったこの旅は、この瞬間を持って終了した。これまでの旅もそうだが、ゴールした時はあっけないものである。記念写真を撮って京都駅を後にする。この後、10km自転車をすすめておじの家に到着した。

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